働き方はひとつじゃないから
こんにちは!
アラサーワーキングマザー・ことみんです。
うちの部署にも新入社員が入りました!
新入社員にはトレーナーとして指導役の先輩社員がつくのですが、彼のトレーナーはなかなかスパルタのようで、配属後すぐに5件の案件を彼に与えているらしい。
私自身とてもメンタルが弱く、毎晩会社に行きたくなくてメソメソしてばかりいるような新入社員時代を過ごしたので、傍目で見ていて少し心配だった。
弱かった新入社員ことみんに、とある先輩がかけてくれた言葉がある。
「働き方はひとつじゃないから」
つらいこともあるだろうが、自分に合う働き方をこれからじっくり見つけていければ良い、といったニュアンスだった。
おかげで私は部署異動を経てWebエンジニアとして得意分野を見つけ、なんとか会社を辞めずに働くことができている。
今日も例によって、他の社員に負い目を感じながら定時退社する私だが、帰り際に、ハードな打ち合わせを終えたばかりの新入社員に声をかけてみた。
「働き方はひとつじゃないからね」
すると彼は「えぇ!?辞めろってことですか!?」と言うので違う違うと訂正した。
訂正すると、「あぁ、その言葉はご自身に当てはめて言ったのですね」と言われた。
今度は、「定時で帰ってライフワークバランスをとるのもひとつの働き方だ」と捉えられたらしい。
確かにそうなんだけど…。
残念ながら私が言っても説得力に欠ける言葉みたいだ。
彼はきっと努力して、一人前の社員に成長するだろう。
じゃあ、私は?
育児を抱えつつ、どんな仕事ぶりができる?
働き方はひとつじゃない。
フレッシュマンの彼に指摘された通り、自分自身に言い聞かせるかのような言葉になってしまった。