とことこあるく

アラサーワーキングマザーことみんの日記

マミートラックに悩む

今週のお題「おかあさん」

 

こんにちは!

2歳の娘をもつワーキングマザー・ことみんです!

 

1年の産休・育休を経て、某大手IT企業の子会社に勤めています。

 

今週のお題「おかあさん」ですが、働くおかあさんになってから耳にした言葉があります。

 

マミートラック

 

普通の社員なら階段を上るように昇格の機会を得ることがあると思いますが、ワーキングマザーは育児のため思うように働けず、なかなか成果を上げられない。

そればかりか会社から疎まれ、ステップアップのチャンスを与えられない、なんて人もいるかもしれません。

昇格できず、陸上競技のトラックのように同じ場所をぐるぐると回り続けているような様を揶揄した言葉です。

 

家庭と仕事の両立って、本当に難しいですよね。

 

朝、子どもがいつもとちょっと違う行動をとっただけで20分ロス。通勤電車に乗り遅れ、遅刻。

 

会社に着いたと思ったら、子どもが熱を出して保育園から呼び出し。早退。

 

定期的な予防接種や保育園行事などで休暇願い。

 

残業?保育園のお迎えに間に合わないので…。

 

飲み会?スミマセン、子どもがまだ小さいので…。

 

出張?スミマセン以下略。

 

こんなんで独身の時と同じような働き方できるのかって、できないわけですよ。

今日も打ち合わせを途中で抜け出して、保育園のお迎えに行きました…。

 

でも、会社からしたらそんな私の育児事情なんて、知ったこっちゃないですよね〜。

 

それでも限られた勤務時間内でがむしゃらに働き、昨年度は成果ある仕事ができたと思います。

ですが、それが次の仕事につながるかというと…

 

「ことみんさんは子どももいて残業できないし、リーダーを務めるのは厳しいよね。このプロジェクトは彼に任せるよ。」

 

あれ…周りがどんどん昇格していく中、私だけが取り残された気になる。

 

 

うちの子(すーちゃん)、毎朝必ず言うんです。

 

「今日は保育園お休み?」

 

胸が締めつけられる思いで「今日はママ、お仕事なの。すーちゃんも保育園だよ」と答えます。

すーちゃんはそれを聞くと我慢するように無言になります。「行きたくない」と駄々をこねることもあります。(そういう日は遅刻…)

 

子どもにこんな思いをさせてまで働く理由ってなんだっけ…。子持ち女なんて会社のお荷物なのかな…。評価されない、やりがいもない、どんどんモチベーションが下がってゆく…。

 

いやいや、子ども食べさせるために仕事してるんだもん。一定の給料もらえるだけ有難いじゃん。評価?やりがい?そんなの二の次だよ。割り切って働こう。

 

評価されたい。

でも、この状況で今よりもっと重い仕事を回せる自信がない。

 

そんな問答を繰り返して、答えはいつも見つからずに明日が来る。

 

そんな日々を送っていますが、先日、母が定年退職しました。

私も子どもの頃はすーちゃんと同じく、母が家に居なかったのすごく寂しかったな。

母がやりがいを持って仕事できていたかはわからない。

でもね、定年まで勤め上げた母のこと、同じ働くおかあさんとして本当に尊敬してるし、誇りに思うよ。

 

だから明日も会社に行く。

 

ガンバレ働くおかあさん!!